プレゼンテクニックという言葉を聞いて「自分はそういう機会がないから関係ねえや」という方が多いかもしれません。でも、日々みなさんはなんらかのプレゼンを勝ち抜かなきゃいけない場面があります。恋敵を蹴落とすにしても、料理店で自分だけ旨いメシにありつけるにもです。



既存のプレゼンセミナーなるものは、方法論に徹していすぎるために、肝心要のことを忘れさせてしまいます。それはなにかというと、「どうしたらプレゼント(贈り物)になりえるのか」ということです。
では、そもそも論としてプレゼンを定義してみましょう。



1.限られた時間の中で適切な情報を伝え
2.それを理解してもらい、動機付けをし、
3.目的の行動をさせる



となります。決して脅すわけでも説得するわけでもなく、相手が自発的に、自分の意図したとおりに動いて、目的どおりのことをしてくれることが素晴らしいプレゼンになります。拳銃を持って買えというのではなく、相手にプレゼントをして、味方につけるという感じです。



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人というものは思い込みや常識にとらわれて動きます。所詮そんなものです。それを逆手にとったのが「直接、脳に働きかける新しいプレゼン手法」になります。



ひとの受け入れるプロセスは単純です。まず、ひとは好き嫌いという「感情」で判断します。でも人間ですから、「ワタシはそんな下等な動物ではないわよ」と思い、自分を説得する後付の理由をもとめます。さらに、自分から勝手に都合よく勘違いしてくれると、ロンです。このプロセスを理解して、先手にまわればいいわけです。これをふまえてるとこんな風にすすめればいいわけです。



1.説得するな、まず自分を好きになってもらえ。
2.もっともらしい説明を用意せよ。
3.明示ではなく暗示で、相手の自発性をひきだせ。










人は期待に対して行動する性質があります。それは決して押さえつける様なメリットトークではありません。相手の期待に沿うことだけをやる。むしろ、期待させれば期待させるほど、思う壺なわけです。


だから悪用厳禁、といういうわけです。
そこで重要な心構えが、「時間を預かっている=命を預かっている」ということです。


それだけ肝に銘じれば、何かを持ち帰ってもらおうと懸命になりますし、「買ってよ買ってよ」トークにも陥りませんから、巷のプレゼン上手を自負している輩よりも、いいプレゼンをしていることでしょう。




※森譲氏『悪用厳禁。ニューロプレゼンテーション』の講義録


 
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