姉さん、一年でどれくらいのテレビドラマが作られているかご存知でしょうか?


だいたい200本と言われています。
そのうち半分がスペシャルドラマで、もう半分が連続ドラマと言う感じです。


しかしながら今年はちょっと異変がありました。
プライム帯とよばれているご飯時のドラマはフジテレビが20本、TBSが20本くらいあるのですが、
なんと日テレは、その半分の10本ほどしか作らなくなっちゃったんです。


で、その日テレはそのほとんどを視聴率を二桁にして、効率のいい視聴率の稼ぎ方を確立した模様です。
そもそも、2014年は、視聴率15%を超えた連続ドラマは5本だけ。もはや全作品の半分以上のドラマは1桁なんです。
ちなみに、10年前の2004年は視聴率15%以上は12本もあったんです。
フジテレビのドラマ全体の平均視聴率が16%ありましたからね、


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この10年で4割は下がっているんですよ。
いままで広告枠を買っていた企業にとってみれば、広告費はさほど変わらず視聴者が4割減なんだから嫌になっちゃいますよ。
広告主がドラマ制作費を出してYoutubeに上げた方が割にあうんじゃないかとさえ思います。


じゃあ、ドラマが詰まらなくなったかというと、そうでもないと思います。
姉さん、「ドラマ」ってググってみてください。
検索結果の1枚目から3枚目まで「ドラマ動画リンク集」のサイトばかりでるわけですよ。
ネットでドラマを見る人がたくさんいるわけです。


クドカンが視聴率とれないって騒がれましたけど、あの時間でやっちゃあ駄目ですよ。
あの時間はおじいちゃんとおばあちゃんしか視てないですからね。そこに学園ドラマってのは酷ですよ。
もう下半身が言うこと効かない人たちに下ネタやっても意味がないです。


最近、有名な俳優さんがBSドラマに出たり、あの織田裕二さんだってワウワウで「株価暴落」に出ているくらいですから、
すでに俳優によるキャスト枠の争奪戦は熾烈になってきているようです。
1年でなんらかのドラマに出演されている役者は4000人くらいいて、いつも出てくるような人は300人くらいじゃないでしょうか。
その300人に居残らなきゃ自分で名前を売っていくしかありません。もはや事務所も人を売り出すのは厳しいようです。
かつて全日本国民的美少女コンテストといえば、受賞したらスターダムが約束されているようなものでしたが、
今や受賞者を十把一絡げにして「美少女倶楽部31」とか「X21」みたいなグループにしている始末です。この世界、みんなが苦しいです。


これからもっとドラマ枠が減ってくると思いますが、僕は悲観はしていません。
次の仕事があるかわからないこそ、その仕事で好きなことをやっちゃう脚本家や役者が出てくると思うからです。
バカリズムさんの「素敵な選タクシー」なんか、竹野内豊さんなんてホントにいい味出してましたしね。
放送前は「世にも奇妙な物語」の1話になるレベルだけど連続ドラマで続くのかなんて下馬評があったけど、それを押しのけましたからね。
いまだに「刑事物」とか「病院物」で安直に視聴率を稼ぐ人たちもたくさんいるみたいですが、来年はいろいろ冒険する人たちが出てくると思います。


テレビドラマ枠が少なくなってきたなら、Youtubeでドラマ出せばいいと思います。
世の中のお偉いさん達がそういう冒険をしてくれたら僕も頑張りたいと思います。
素人のYoutuberなんかに負けてられませんよ。


というわけで、僕はネットで目立つことにしました。
ブログ書いても誰も見てくれないし、ツィッターやフェイスブックでつぶやいても、おつきあい「いいね!」だけで知り合いでとまるから、
やっぱり作品や演技、そして僕の生き様が評価されないといけません。


だから姉さん、「みんなのドラマ」で僕を見つけて、いいレビューを書いてくださいね。
食べログでも、なじみ客が書き込みしてくれているお店は繁盛しているようです。


それと同じように僕はファンに支えられる役者になります。

 
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