インターネットで革命的なことが起きると、かえってウェブの重要性を再認識します。
もうSEOなんか要らない、シェアされるからだとか、
ウェブはいらない、アプリしかやらないからだとか、
これからはコミュニティが重要だとか、
さもありなんなこという輩がいるわけですが、
やっぱりウェブの基礎はおさえなきゃいかんということが、新しい領域にくると実感されます。
たぶん、上記の「今どき」な事をいう輩はすでにルーチン領域に入っているからなのでしょう。
さて、マイコンボードの話にうつります。
この世界で有名なのはアルデューノとラズベリーパイです。
アルデューノは2005年にイタリアで生まれて150万枚、
後者のラズベリーパイはLinuxが入っており500万枚が生産されております。
じゃあ、これを買った人が何をするのかというと、ほとんどのひとか「エルチカ」で終わります。
エルチカとは、LEDランプをチカチカさせる超小型マイコンのことをいいます。
いわば、プログラミング世界でのハローワールドが、メイカーズでのエルチカです。
ちなみにエロチカ7はマンピーのジースポットでした。
日本では、ジグジェイピーの福野さんが通常「イチゴジャム」というマイコンボードを発明して、
はじめての「プログライミングパソコン1,500円」というブログ(http://ichigojam.net)を更新しております。
さて、このマイコンボードにはセンサーをつなげたり、通信させたりさせる、モジュールという部品があります。
そこがドル箱ビジネスだというのです。
クックパッドのメイカーズ版みたいなキュレーションサイト「instructables.com」は月間UUが5,000万人。
「俺こんなものつくっちゃったぜ」みたいな自慢の場になっているわけですね。
で、その材料となるのがモジュールだったりするわけで、どうやって作るのか、みんな知りたいわけです。
では、どんなモジュール制作業者がいるのかというと、
「sparkfun.com」が年間売上100億円、「adafruit.com」が年間売上10億円といった感じです。
で、どうやって売ってるのか気になりますよね。
その答えは、前者のウェブサイトが月間640万UU、後者が月間320万UUというのが物語っているようです。
ショップのみならずブログやチュートリアルが充実してるんです。
モジュールの使い方だけじゃなく、アートについてのブログとか。
ターゲットがアーティストだったりエンジニアだったりするのでブログ内容も多岐にわたります。
ブログ記事が数万点寄せられております。
作ったら売れるわけじゃない。数マンピーの記事書けますかってことです。
いまさらブログなんてダサいよっていう人は、新しい領域に行くのは難しいかもしれません。
【1話から読める20話完結のステップメール】
「なんとかサービスはまわっているんだけど、劇的に利用者が伸びない」
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