かつて浅草に店を出してめちゃくちゃ焦がしたことがありましたが、個店への集客って難しいですよね。
なにせやるすべがない。いろいろな広告営業にのってみるものの吸い取られるだけ吸い取られて、わずかに来た顧客もリピートしないときた。

気づけばそこはレッドオーシャンだった。


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個店のオーナーは、いまはウェブがあるからっていって、一生懸命ホームページを作るわけです。
ブログも一生懸命かくわけです。 
でもなかなか検索エンジンにひっかからない。


それでSEO業者から電話がかかってくるわけ。
なすすべがないので、のるしかないですよね。


ってわけで、色々なサービスを検索してみると、1カテゴリーで10業者ぐらいWEBを頑張っている片鱗がみえてきます。


リスティングでは、結構遠いキーワードでも刈り取ろうしてたり、
SEOでは「地名 キーワード」でひっかかるランディングページを増産したりと。
なかには1,000ページ以上のロングテール向けLPを作っている業者もいましたよ。
結構な額をIT業者にボラれているだろうなと。


たいてい個店のホームページといえば10ページぐらいで収まるはずですよね。
コンセプト、サービス内容、料金、商品(キャスト)、事例、お問い合わせ、こんなもんです。


で、本質的なSEOをしようとすると、嘘は書けないから競合との差別化したサービスを実際に出して、
それをコンテンツ化してひっかけるしかないわけです。商品レパートリーが増えるからこそページが増えるわけで。
サービスの本質を見抜くために検討者はやってくるわけで、それがクリック率や滞留時間、離脱率となってあらわれ、
Googleの検索順位に反映されるわけですから。


つまり、個店(無店舗型サービスも含む)がいくらウェブで頑張っても、限界があるわけです。
ましてや、ランディングページを量産するくらいなら、もっと社会的価値のあるウェブサービスをつくれるじゃんと。


というわけで、自分でお店をひらく前にやることは、同業他社をまきこんだポータルサイトをつくれっていうことでございます。
 すでに、もうお店をひろげちゃった人は残念でした。もう目の前の仕事でてんてこまいですもんね。

「これから〇〇をしたい」という方は「〇〇のポータルサイト」をつくりましょう。



「なんでITに疎い自分がやらなあかんの?」


まず、競合サービスの「いま」が見えてきます。
自社のサービス内容やプライシングの参考にしましょう。


それから、お客さんの「いま」が見えてきます。
どんなキーワードでアクセスして、どんなお店を評価しているのか。
ポータルサイトにはお店のレビュー機能なんかあるといいですね。


そして、お店を出した時、ずっと無料で送客ができます。
競合にも無料で送客してあげますが、各社がリスティング費用とかかけているわけだから、
それが少しでも少なくなればお客様に還元されるのだから、あなたにツキは貯まりますよ。



「え、そんなことやっている事例がないって?」


「弁護士ドットコム」は弁護士事務所が立ち上げたサービスですし、
「街コンジャパン」は街コン事業者が立ち上げたサービスです。


ポータルはIT事業者の仕事というのが「未来の非常識」だと思います。
現場の業者が現場だからわかりうることを解決するのが一番手っ取り早いと思います。
IT屋のサイトはどうしても広めにカテゴリーを切ります。ボリュームがないと収益にならないからです。
現場だったら、ドンピシャのサイズ感のカテゴリーでポータルをつくれます。
いわば一等地に店を家賃タダで出せるわけです。



「じゃあどうやって、そういうサービスを立ち上げるの?」



WEB集客のプロがこっそり教えるGF無料講座では、新しいサービスをどうやって作ってマーケティングに応用していくが20日にわたってメルマガで解説しております。



あ、ちなみに。これ、リアル店舗のように書きましたが、あっち側も同じカラクリですよ。
着メロサイトはi-modeの1店舗にすぎないし、iPhoneアプリはアップストアの1商品にすぎないわけで。
胴元や周辺業者を肥やすだけであります。

「〇〇というのが儲かってるらしいから俺たちも〇〇をやってみよう」という発想で独自ポジショニング探しをやっていると、「サービス作ってビジネス作らず」ということになりかねません。

むしろ「プラットフォームを作ってエコシステムを作る」という発想でないと、
ドッグイヤーのIT業界で長いビジネスできませんから。


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