例えば、お客さんが腰が痛いとします。
「腰の痛み」の治すのが治療院の目的ではありますが、
お客さんの真の目的は、違うところにあるということです。
心の健康な生活かもしれませんし、
孫との楽しい時間かもしれません。
つまり、あなたのサービスは手段であって、目的ではないということです。
その目的を、お客さんから聞き出して、共感すると、他のあなたの商品も買っていただけるかもしれません。
また、他のお客さんを紹介してくれるかもしれません。
このように、自分のビジネスについて、きちんと理解する必要がたたあります。
たとえば、スピリチュアルで仕事をされている場合、
ヒーリングテクニックをただ提供していると危険です。
その前に、その人の「この世に生まれてきた真の目的」を知らなければ、意味がありません。
転職コンサルタントだって、そうです。
いい条件の求人票が、その人にマッチしているのか?
それは、その人の真の目的を聞き出せなければ、マッチさせることができないのです。
これはすべての職業に言えることでしょう。
もしかしたら、本能欲求である、性欲と食欲に関しては、そこまでシビアでないかもしれません。
なぜなら、それは本能に直結することですから。
しかしながら、人間という「社会」にいる中で、必要とされているサービスに関しては、そうはいきません。
あなたのサービスはその人の「手段」であって、「目的」ではないからです。
そして、その「真の目的」を、お客さんと共有したとき、
お客さんとあなたは、とてもいい関係が続きます。
あなたが、もし良いお客さんがいないとなげくならば、こういうところが抜けているから、
変なお客さんが引き寄せられるのでしょう。
そして、お客さんからみても、あなたは悪いサービス提供者なのです。
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