メンタリストDAIGOが苫米地教授との対談で次のようなことを言ってました。
「人は目の前で不思議なことがおきたら、それを起こした人を信用する。
信用させると潜在意識に暗示をかけることができる。
メンタリストの仕事は、そこにいい暗示をかけてその人の幸福に導くことだ。」と。
心地よく騙して信頼してもらい、その人の潜在意識に暗示をかければ、その人を操れる。
時の為政者はしばしば、メンタリストのような術師を活用してきたというのです。
こういう経験は日常でも経験があるかと思います。
「ほんとに肩こりが消えた。すごーい」とか。
だから、疑って掛かる人には成果をまず見せるわけですね。
小口のお金で勝たせて(これ自体が演出)、あとで大口のお金を預かってトンヅラするという詐欺の手法でも、同じです。
「潜在意識に暗示をかける」というのは、日常でもよくやられます。
びっくりしたときとか、脳味噌が飛ぶときありますよね。
あれも、暗示がかかりやすいそうです。
たとえば、オレオレ詐欺は、相手のお母さんがびっくりするから、本当に息子がやばい信じちゃうわけです。
大地震のパニックもそうですね。
考えもしなかったことを言うだけでも、びっくりさせることができます。
「あなたには悪霊がとりついてます」という占い師のテクニックもそうですね。
そもそも占い師は、相手の思っていることを当てるという不思議な体験で信用を得ています。
ただ、私はそれを否定しているわけではありません。
潜在意識に良い暗示をかけてくれたらいいわけですから。
なので、スピリチュアルがインチキがどうかは、どうでもいいのです。
本当にいい暗示をかけてくれて、相手を良い方向に導いてくれれば、それはそれでいいでしょ。
「本当に相手にとって良い方向なのか?」という点で、しかるべき人がやってないのであれば大問題です。
あと、信用させる技術を持っていない人はもってのほかですね。笑
宝くじにあたった人が身を崩すのは、マーフィの法則やらを使わなくても、「大金を使うというスキルがないから、うまくいかない」という一言で片付けられます。
私はここでは道徳的なことは申し上げません。
なぜならその道徳感こそが、古い世界で作られており万能ではないですからね。
さて、このカラクリを自分のビジネスにおきかえてみましょう。
自分のサービスに如何に自信があっても、押す限りは相手が引きます。
これは誰しも経験していることです。押す限りは引きます。
要は、目の前で不思議なことをおこせば、信頼されるわけですね。
ってことは
「どうやったら、目の前で不思議なことを起こせるんだろうか?」ことにフォーカスすればいいわけです。笑
ギャグセンスは磨けば、「なんかこの人のお話は面白い」という不思議があります。
笑いの瞬間も、潜在意識に訴えかけるチャンスですからね。
偶然、渋谷駅で出会った知人にあとで、連絡をとるでもいいですね。
「これも何かのご縁かと思いますので会いませんか?」と。
人間は不思議な出来事に、意味付けを行います。
「あの失敗があったらから今がある」なんて。
そうやって生きてきたのですから。
「目の前で不思議なこと」って、見つけようと思ったら結構みつかりますよね。
ぜひ、あなたの商売で活用してみてください。
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