つい先日、いや半年前だろうか、スガシカオがCDを買ってくれよと叫んでCDじゃなくて失笑を買っていた。
なにせCDプレイヤーを持っている人を探す方が難しいのだから。

彼は一時期インディーズで何曲かダウンロード販売にトライしたが芳しくなく、最近メジャーに戻ってきたそうだが、その理由はプロモーションをレーベルがやってくれるからだと。レーベルも他力本願なアーティストをかかえて大変ですねえ。


そんななか、レディガガはたとえスポーティファイの収入が少ないとしてもYoutubeで10億PVをはじきだし、8億円の収入を得たそうだ。


Youtubeに動画をあげた人には広告収益が入る。そして動画をあげた人があるアーティストの動画だとした場合は、そのアーティストにも収益が分配されるという仕組みをとっている。
ということは、アーティストが自分からどんどんアップすればいいわけだ。韓国のPsyとかガガ様はやっている。

では、どうやったらスガシカオがHIKAKINさんのようなユーチューバーになれるのか、音楽小僧なりに考えてみた。



【1話から読める20話完結のステップメール】
「なんとかサービスはまわっているんだけど、劇的に利用者が伸びない」
「リアルのビジネスをしているんだけど、ITを駆使して集客を改善したい」



【スガシカオの起死回生プラン(Youtube編)】

1)夜空ノムコウをみんなにカバーしてもらって上げてもらう

残念ながら俺はこの曲しかしらないのだ。
だけど、南こうせつが歌った神田川風な夜空ノムコウはきいてみたい。
谷村新司が歌ったサライ風な夜空もききたい。
財津和夫の甘酸っぱい虹とスニーカーの頃みたいなムコウもききたい。

これで、カバー曲からくる著作権使用料がJASRAC経由で入ることだろう。
ただし後述するがとても小さい額だ。
これはプロモーションとミュージシャン仲間へのおすそ分けと考えよう。


2)スガシカオが神田川やサライやチューリップを歌う。

ガンガン、ユーチューブにあげれば、あとの著作権処理はGoogleがやってくれるので、広告収入をもらうだけだ。上記の作戦で関係値がとれればミュージシャン仲間だって悪い気はしないだろう。



やれるとしたら、これだけか。


でも、これを見てほしい。






スティングの生ギター演奏が2200万再生。
やっぱファンはこういうのを見たいわけですよ。
これで1500万円は儲かっている。あげた人は。


ユーチューブからアーティストに戻る印税率は1再生あたり0.007円とされているので、
14万円くらいですね。スティングに戻るのは。



でも、やっぱりこれだな。



3)夜空のムコウを英語で歌う。


日本と米国のGDP格差は倍だなんて習っていたけど、歌の場合は英語圏という広がりがある。
倍どころじゃなく、ネイティブスピーカーは4億人、英語をしゃべれる人は17億人いるわけだ。
10倍はひらきがあるわけですよ。


おっとここで重要なことを知ってしまいました。





スガシカオの生ギターは17万再生か。
スティングの100分の1以下ですね。
英語にしたら10倍みてくれて170万再生、120万円くらいになるかもしれませんが。


じゃあこうしましょう。



4)海外でも知られているアニソンをスガシカオがナマギで歌う。



いったい何が海外で知られているのかわかりませんので、本ブログもここでお開きとさせていただきます。


次回はユーチューブのビジネスモデルについて考察してみたいと思います。
ではまたね。


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