もうすでにアメリカではオンライン動画広告市場が1兆円に届きそうです。
GDPのパイにあわせていうと、日本で5000億円の広告費というと、
東京のテレビ局2個分。Yahoo!の二個分って感じなんでしょうか。


あとビックリしたのはYoutube広告の売上が全米の動画広告市場で1位なわけじゃなくて、
AOLがネットワークしている流通量の方が多いんだって。


ユーチューブ全体でいうと年間6000億円稼いでいるわけですが、
1日100億PV、月間10億人がつかっていて、累計の動画アップロード数が100億個とかの数字を、
イジイジしたくなるのが人情ってもんでやんす。


まず1動画あたり60円稼ぐわけですね。
あなたが100個アップロードしたら、1年後にワタミで友達におごれます。


にしても、ひとりあたり、一ヶ月で300回も動画再生してるんですね。
俺なんかもう自分でiPodに入れた曲を聞かずにiPhoneでYotube再生して歩いてますもん。
歩くヨウツベ男とよんでください


まあどうでもいいですよね。
まずはこちらをください。







バッファロースプリングフィールドですよ。
「アゲイン」といえば伝説のアルバム。
そしてその中でブロークンアローなわけですよ。


こういう音源って昔は北新宿に海賊版をあさりにいったわけですよね。
俺はジミヘンとマイルスが極秘セッションしていたという音源があるんじゃないかと探してましたよ。
ついに見つからなかったけどね。


でもこんなにすげえレアな音楽動画が普通にあがっているんすよ。
俺はこの動画をみて思わず「God Bless Google」と叫びましたよ。


あ、そういう話をしようとしてたんじゃなかったですね。
ユーチューブのビジネスモデルについて語るエントリーでした。


まずユーチューブのチューブって夏な感じな響きなんですけど、
アメリカ人はテレビのことをTubeっていうようです。
日本式にいうと「ブラウン管」ですね。
ブラウン管とかって古舘伊知郎しか使いませんよね。


で、チャドハリー兄弟が作ったのは大学生の自己紹介ムービーッて感じのイメージだったそうです。
結婚式のときの上映に使うようなイメージでしょうか。
それって今のユーストリームとかですよね。まあライブ配信はできなかったけど。


そしたら、みんなが違法ムービーをあげだした。
おれなんか宇宙戦艦ヤマトを全部みちゃいましたからね。
西武新宿線の中でほとんどみちゃいましたよ。


ここでひとつの恐怖がチャドハリー兄弟を襲います。あのナップスター事件です。
違法コピーの率がある程度以上になると、違法コピーを幇助したことになり、お縄になるってわけです。


そこでGoogleのセルゲイ兄さんとペイジ兄さんにたよったわけです。
このGoogle兄弟は1600億円で買い上げてしまったというわけで、当時は馬鹿な買い物したななんていわれてましたが、広告入れたら今は6000億円もうかる箱になったわけでございます。
カルフォルニアの兄さん、やることがロックですよね。
キングクリムゾンが宮殿を作るのにプロデューサーが自宅を抵当に入れたのとわけが違います。


当時はMTVとかが「10万本とかあげるの勘弁してくれ」とか訴えていたわけど、
逆にGoogle側はきちんとシンジケートしようぜ、俺らがレベニューかえしてやるからさと逆提案。
数百万曲レベルの公式音楽動画が収録されるにいたりましたとさ。


Googleがすべて著作権処理しますんで、違法コピーなんてのはこの世の中にありませんよ。
ってわけで、ユーチューブはナップスターにならずにすんだわけでごじゃります。


スマホアプリもユーチューブのAPIたたいて見放題なんていうのも流行ってますしね。
もはやユーチューブといえば音楽ムービーの宝石箱ですよ。


というわけで、コンシューマー課金だった音楽消費が、
広告モデルにきりかわった音楽業界にとっては大事件でした。


まあこれってテレビですよね。テレビの音楽番組がスマホにとってかわられたとかっていう感じ。
ただ違うのがミュージシャンにしてみればテレビは宣伝、CDで回収という感じだったのが崩れてきた。


じゃあ直接、自分でムービーあげなよ、Googleが広告代理店になって広告費を回収してくれるぜというのは、昨日に書いたとおりでございます。著作権収入なんていう不労所得はしゃらくせえ、微々たるもんです。


というわけでマトメにはいります。


一言でいうと、
「アーティストはレーベルに向いてないで、Googleに向いて仕事しなさい」ってことですね。

課金モデルから広告モデルに世の中は動いているのだから。


それにしてもGoogle兄弟って恐ろしいですね。すべてをタダにしちゃうんだから。



最後に一曲、やっぱこれですよね。みなさんが今みたいのは。






【1話から読める20話完結のステップメール】
「なんとかサービスはまわっているんだけど、劇的に利用者が伸びない」
「リアルのビジネスをしているんだけど、ITを駆使して集客を改善したい」

ではまた。次はスポーティファイについて語りますかね。
いきましょう平和のうちに。


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