スガシカオはインディーズで出して全く売れなかったといいます。
アーティストが自ら曲を売るというのは、i-tuneミュージックストアだとか、アマゾンストアだとかにあげるという行為になりますが、それはお店にのせただけであり、そのお店に不特定多数のサプライヤーが殺到すると究極のレッドオーシャンになることは、iPhoneアプリの開発者や1849年のゴールドラッシュの金鉱夫をふりかえればあきらかです。
とはいえ、インディーズのアーティストは、まずサウンドクラウドで曲をあげ少しでも知ってもらい、チューンコアでたくさんのストアにあげることをオススメします。ショールームやストアに商品が並ばない限りは勝負をはじめていないからです。
しかし、それだけでいいんでしょうかというのが今回の論点であります。
かつてi-modeがではじめたとき、たくさんのIT企業がIPOをするほど儲かった人々がいました。
それは需給バランスがとれていたからですね。
今ではラインとかスマートパスが注目のプラットフォームです。
誰でも参入できないけど、ひとたび参入したら儲けられるという「お主も悪よのう」という世界です。
人間はえこひいきが好きですからね。むしろ誰でも「自由に参加できる」というのが非人間的でありGoogle的です。Googleは神様ですから仕方ありません。
話がそれました。すみません。
人が集まると経済圏ができます。
その経済圏で選ばれし者になると、そいつが儲かります。
というのをスガシカオに当てはめてみたくなるのが人情ってやつでごじゃります。
ここで秋元康パイセンすげえって話になるわけですが、一人のアイドルに大枚かけて天塩にかけてやるよりも、が~っと女の子をあつめて、巨大な経済圏をつくり、その上位だけを美味しい思いをさせるというのは、完璧なプラットフォーム思考です。楽天だってアマゾンだってそんな感じです。プラットフォームに参加してくるサードパーティは血みどろの戦いで、それを高みの見物をかつてはスティーブ・ジョブズがやってたわけです。
じゃあスガシカオは仲間うちあつめて劇団を作れって話なのかというと、俺はそうはおもいません。
暑苦しいおっさんあつめて、巣鴨でSGM48を作っても気持ち悪いだけです。巣鴨で赤いパンツはとても売れてますが、おっさんが赤パン履いたらもっこりです。
AKBは握手権という付加価値でCDを売っているというのはシャカセツ(釈迦に説法の略)ですし、ちんこ握り権を売れということではありません。
結論を急ぎましょう。
この曲は、「どこでも売ってねえぞ」という付加価値です。
さて、お話はブラジルにうつります。ワールドカップではありません。キングカズでもありません。
ここで発症、いや失礼、発祥したプレイモというサービスはなんとインディーズしか売ってません。
ここでしか売ってない曲をあつめ、有料スポーティファイ化しています。
さきほど人が集まれば経済圏ができるという話をしました。
インディーズアーティストが集まればインディーズファンが集まりますよね。
そこで上位を狙えばいいということになります。
なづけて、
「大海を知るスガシカオ、井戸の中に戻る」戦法です。
イメージとしては雑魚ばっかりがあつまる大会で賞金荒稼ぎって感じでしょうか。
まるでユーロの経済圏を作ってそこに鎮座しているマルクのようですよね。
ほんとヨーロッパってインディーズな国たくさんありますよね。あ、言い過ぎました、すみません。
この経済圏は経済のバランスがあります。
あまりにも有名になりすぎるとメジャーレーベルに移籍すればいい。
いわば野球のストーブリーグというかサッカーのJ2以下になります。
まあ仕掛け人にもバランス感覚が必要ってことですね。
一度有名になった人にとっては有利であるのは間違いありません。
ホリエモンしかり最近は与沢翼でしょうか。
こういうサービスはもちろん日本にもあり、フリクルというサービスでは、ステップメールでの会員リテンション機能といいますか、与沢翼もビックリな、ファンのメンテナンス機能があります。知ってもらうために曲を無料で公開してもいいし、月額会員だけに公開とか、グッズ販売とかできるそうです。
ここにあがっている曲は原則として、他のストアでは売っていないのです。
とりもなおさず、握手できるのはここだけ感とおなじ理屈です。
ずっとお金のことばかり語ってきましたが、日本にも15年前から存在する無料インディーズコミュニティのサービス、ミュージーがあることは忘れてほしくないし、メジャーなミュージシャンも知っててほしいですね。なにげに天下の外苑前様(エイベックスのこと)のサービスだったります。
テストマーケティングという言葉があるように、作曲中のちょっとした曲をあげてみて、クローズドなコミュニティで公開すると、いいフィードバックをもらえるとおもうんですよね。
さらにいうと、ここは音楽をつくって演奏出来る人のあつまりです。リスナーよりも音楽を知り、作ることの大変さをしっている「こっちがわの同志」との接点づくりって大事だと俺はおもうんです。
今までテストマーケティングもせずに、特大ホームランを狙ってたんですかって話です。
というわけで、最後に一曲ご紹介してこのセッションを終わりたいと思います。
チャーパイセンすごいっすね。
これ、自分の音楽を会得するために、
交差点で悪魔に魂を売ったという曲です。
ジャック・ブルースを完コピしてるベースもすげえっていうことを誰もいわなそうだったので俺がいっておきます。
ではまた。あ、スポーティファイの話はまた今度ということで。
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コメント
コメント一覧 (3)
意味のわからない単語や、説明つきの略語がいっぱいあって何が書いてあるのか理解できませんでした。
それとも廚二病ですか?
・サプライヤー
・レッドオーシャン
・IPO
・プラットフォーム
・パイセン
・サードパーティ
・シャカセツ(釈迦に説法の略)
・スポーティファイ(正しくはスポティファイ)
・ステップメール
・会員リテンション機能
・外苑前様(エイベックスのこと)
・テストマーケティング
・クローズドなコミュニティ
・フィードバック
・セッション
スガシカオの件は、ネット上のシロウト発言が多過ぎて失笑を買うだけなので、やめといた方がいいです。
これはITバブルだったからですよ。
95年のインターネット元年を経て根拠もないのに口先だけでインターネットに夢や希望を見出せた幸せな時代です。私の知人の株素人の地方公務員もIT関連株で1億もうけたといってました。そんな異常な時代です。今と比べちゃいけません。
需給じゃないですよ。ハッタリです。
まだインターネットのビジネス利用に試行錯誤していた時代ですから、ドカーン!と口先だけで小難しい理屈をそれらしくほざけば、インターネットを知らない一般人が我先にと株を買ってくれたのです。それがITバブルの正体で、で皆がハッタリだと気づいた時点でバブルがはじけたのですね。まあ仕方ないです。これがバブルの宿命なのですから。