2012年3月、AppleはiPhoneアプリが250億ダウンロードに達したことを表明した。
世界中で4億1,000万台使用されていると言われるので1台あたり61個のアプリがインストールされていることになる。
もし、読者の中にこれよりも少ない数しかダウンロードしたことがなかったらiOS開発者として失格だ。
いわば、おいしいたこ焼きを食べ比べたことがない奴がたこ焼き屋をはじめるようなものである。
第一お客さんがかわいそうだ。 客よりも詳しくない奴に商売されてしまってはしょうもない。
事実、アップストアとはそういう場所でもあるのだ。

逆にいえば300以上のアプリをダウンロードしている時点でその開発者はかなり上位を狙えることになる。
しかし、ただ闇雲にアプリを楽しんでいても仕方がないので、
読者のみなさんには「自分が開発しているアプリの競合になりえる」ようなアプリをまずはダウンロードしていただきたい。
●競合になりえるアプリとは
1.同じ状況でつかわれそう
2.アプリ検索で同じキーワードになりそう
3.同じ技術を使っている
4.デザインの参考になる
5.○○○みたいなアプリの○○○にあてはまる
あなたは、もはやiPhoneアプリを楽しんではならない。
そんな暇があったら競合アプリをたくさん調査し、良いところを盗むのに時間を裂くべきだ。
●金輪際持ってはならないアプリとは
1.後で楽しもうと使わずに置いてあるアプリ
2.どこかで使い道があると思っているアプリ
3.自分が作りそうもないカテゴリのアプリ
4.デザインの参考にならないアプリ
つまり、創作活動に参考になるアプリ以外に持っても良いアプリは、
フェイスブックやツィッター、乗り換え案内など、どうしても仕事で使うものであり、
それ以外は金輪際捨ててしまえということだ。
フェイスブックやツィッター、乗り換え案内など、どうしても仕事で使うものであり、
それ以外は金輪際捨ててしまえということだ。
アイドルはなぜ事務所から恋愛を禁止されているのか?
かつての常勝集団西武ライオンズはなぜCM出演を禁止されていたのか?
簡単なことである。本業を邪魔する時間をなくすためである。
自分によく自問して欲しい。
「あなたはアプリを楽しむユーザなのか、それともユーザを楽しませるアプリの提供者なのか」ということを。
このように普段から不要な時間を削っていくと自ずとライバルアプリの情報があつまってくるのである。
そして、そんなあなた自身が、あなたが作るアプリのターゲットになるのだ。
わからないターゲットのためにアプリを作ってはならない。
熟知したターゲットのためにアプリを作れば自ずとヒット確率は高まる。
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