コピーライター気分で会社に来てるヤツがいる。


お前、何しにきてんの?



「20代の女性がターゲットだから〜〜〜」
「ゴロがいいしカワイイなと思って〜〜〜」
「どんなタイトルがチャレンジですか?」


とか。
ふぬけた事を言ってるヤツがいる。



コピーを自分で勝手につけるのはいいけど、
ユーザに伝わった気になっている。


ユーザの目にとまっている時間だって、
離脱は発生しているし、
ポテンシャルあるユーザの可処分時間まで頂いている事になる。


一行コピーを書いたとしたら、
一行分を読む分の人生をもらっていることになる。
そしたらその分死ぬ気で稼げ、と思います。



仲良くもないのに”会員”ってだけで最初からタメ語で話してたり、
仲良くもないのに「みんなで●●しよう」なんて誘い合ったり。


そんなことしている暇があったら、
本当に響くタイトルやコピーをゆっくり考える時間を設けた方がいい。



単に勢いで騒いで盛り上がっても、
そこからは何も生まれない。


僕は友達を作りにアプリを作っている訳じゃないし、
仲良しこよしの思い出を作るためにアップストアにアプリをあげてる訳じゃない。


iOSディベロッパープログラムの一員として、
21世紀を代表するアプリを創るため。
そして、iPhoneを世界を代表するスマホにするため。
そのためだけに会社に来ています。



だからこそ、コピーライター気分のヤツが許せないんです。
コピーライター気分のヤツを見てると、



「そのコピーで本当に21世紀を代表するアプリにする気あんのかよ?」
と不安になります。



コピーライター気分な奴でよくいるのが、
「そのアプリの特徴ってなんですか?」
とか言うヤツ。



アプリの特徴なんて全部自分で見つけてこいよ。
ここは学校じゃねぇんだよ。



自分でギラついて先輩から仕事奪って、
どんどん結果出してこいよ。




アップルには優しい社員が非常に多いので、
開発者たちがぬるく育ってしまっていると思います。


優しさも大事だけれど、厳しさも大事。



自分で手を挙げて、「俺にやらせろ」と本気で伝えないと、
上から見た時に小さすぎて見えない人間になってしまいます。



発言しないと思いは伝わらないし、
宣言しないと夢を共有する事は出来ません。



なので僕は宣言します。





もう一度100万ダウンロードを出したいです。
この生ぬるい空気をぶち壊したいです。
 



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冗談はさておき本題に入ります。




Googleは世界の消費行動を変えてしまったようです。
人々は検索が上手になってきました。

なるべく大きなキーワードを意識して複合キーワードで目的のモノを見つけようとします。

iPhoneアプリもそうでした。
SEOの世界でいうビッグワードで上位に入るとストア内検索からのダウンロードが1000以上もあります。

1日1000ダウンロードといえば総合ランキングにはあまり影響がないけども、
1ヶ月で3万ダウンロード、1年で30万ダウンロードであるからかなりの大きさになります。


一般的なSEO知識でストア紹介文を作る程度であってもやはり大きいのはタイトル名です。

ちょいと脱線しますが昔からインターネットビジネスの起業家は造語を作って社名にして自己満足しているようです。 


それじゃあSEO的にもったいないです。


古来からメジャーに使われている一般名詞こそ大きな母集団を形成していると考えるべきです。


例えばクラウドワークスという社名は秀逸です。
こんな単純な2つの言葉の組み合わせなのに一回聞けば事業内容が想像できます。
「クラウドソーシング」は企業目線であるのにたいして「クラウドワークス」は働き手目線を感じさせるのが良いです。



さて話を戻します。
アプリのタイトル名は一般名詞の複合語であるべきです。


検索にひっかかりやすいだけでなくアプリの用途が一発でわかります。
またアプリ企画の段階でアプリ名をこのように決めておけば、
散漫なアプリ内容になることを防ぐことができるからです。
 


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●アプリタイトルの命名の極意
1.検索ビッグワードの複合語にします
2.用途がわかるものにします
3.口コミされやすい覚えやすいものにします
4.ユーモアセンスがにじみ出るものにします
5.アイコンで伝えきれなかった世界を補完します
6.ターゲットに刺さる用語を入れます
7.セコい術としてはキャッチコピーを入れるやり方もアリです


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「なんとかサービスはまわっているんだけど、劇的に利用者が伸びない」
「リアルのビジネスをしているんだけど、ITを駆使して集客を改善したい」