アプリがランキングに並ばないということはストアに置いていないと同じことです。
糞アプリ開発者ははじめから無かったことのように世の中から忘れ去られるということになります。

それはあなたの人生そのものともいえます。



「アプリで大ヒットしたらちょっとはちやほやされるぞ」と思ってこの世界に飛び込んできました。
でも別にあなたが変わらないからアップストアに来てもやはり数学的帰納法のとおりでした。
結局、あなたの人生は平凡に終わるわけです。


かつて山本五十六は日本は絶対に負けるとわかっていながら真珠湾攻撃をしかけました。
これは聖徳太子が中国に向かって「俺たちは日の出ずる国でお前らは沈む国だよね」という戦略と同じです。

弱小の者にできることは巨大な奴を挑発し注目を浴びるしかありません。

島原の乱、大塩平八郎の乱、西南戦争、すべて同じ発想です。
歴史を変えてきた人たちはみんなゲリラでした。


この原則は今でも変わらないようです。
オサマビンラディンにより私たちはアフガニスタンでアルカイダを応援していたアメリカの闇の事実を知ることができました。
彼の奇行は我々に歴史の矛盾を知るのに十分でした。


私たちは今、真珠湾ではなくニューヨークに爆撃をしかけることができます。
五番街で一番にぎわう店はギャップでもなくユニクロでもなくAppleニューヨーク店です。
そこでアプリの爆弾を爆発させられたら私たちのプレゼンスは瞬く間に世界に広がります。


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アプリ評論家マントル串串氏は言いました。



「最初に出てきた模倣品はコピーと言われる。 3つ目が出てきた段階でジャンルと言われる」



そう、あなたは喜んでコピー品を作るべきなのです。
コピー品が元祖アプリより好評価を得てあなたのフォロワーが続けば、あなたのアプリはそのジャンルの元祖となりえます。


失敗したとしても、ライバルに「あなたがやっぱり元祖でした」と花道を添えることができます。


なんて素敵なことでしょう。これはスポーツマンシップにも乗っ取ってます。


実際ライバルアプリはすでに市場を作っているわけだから、ユーザターゲットは明確でヒットの可能性は非常に高いといえます。


しかも、既にそのアプリに飽きているかもしれません。


ライバルアプリで喜んでいるユーザがかわいそうだと思うべきです。
ユーザはそのアプリの競合が現れるのをまっています。


Appleからしても、折角売れているアプリが顕在化しているのだから、 このジャンルの良いアプリがどんどんでないかとウズウズしています。


ジョンレノンはサージェントペパーズアルバムを出して、
「これはビーチボーイズのペットサウンズのパクリだ」と非難されたときにこう言いました。


ビートルズがビーチボーイズがやることに意義がある」と。


 そう、あなたがアングリーバーズを作ることに意義があるのです。


C-3アングリーバーズに挑むアプリたち




ジョンレノンはさらにこう言いました。

ビートルズはもはやキリストよりも有名だ」と。


キリストをも敵にまわす発言をしているぐらいなのだから
「もはやアングリーバーズよりも有名だ」と言うあなたは控えめすぎるくらいです。


兎にも角にもよくわからないニーズに対して砂金を当てようとする行為はやめましょう。
その市場発掘の行為は、他のディベロッパーに「売れないよ」といういい情報を与えるにすぎません。


私たちは強敵に奇襲するゲリラでしか拓ける道はありません。
Appleはビートルズの会社名をパクりAppleレーベルよりも大きくなりました。
スティーブジョブズだってゲリラでのし上がった張本人なのであります。


本人が生きていたらこういうでしょう。


 「Appleはもはやビートルズよりも有名だ」と。





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「なんとかサービスはまわっているんだけど、劇的に利用者が伸びない」
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